ダイレクトブリッジどれぐらいもつの？

接着歯科技術を応用した新しい治療法なので、多くのデータがありませんが、

田代浩史先生（田代歯科医院）田上順次教授ら（東京医科歯科大）の臨床報告によると

この10年間で79症例について、平均機能期間約4年半で成功率84.8％生存率96.2％

（生存率＝かけた、取れたなどを補修で対応し維持しているもの）となっています。

当医院では6年前からダイレクトブリッジを行っていますが、前述の報告と実感としては概ね一致します。適応部位の違いや他の歯がたくさん残っていて奥歯が自分の歯同士でしっかり噛んでいることなど、個人のお口の中の状況に左右されることが指摘されています。